8月になりました。
部活ばかりやって・・・。
ごろごろしていないで、少しは勉強しなさい!
と言いたくなる親の気持ちはよくわかります。
夏休みの最終週には、宿題に追われ、
子ども以上に親が苦労するご家庭も少なくないのではないでしょうか。
恐らく我が家もそうでしょう。
中1の我が息子は、毎日、野球の練習だ、遠征だ、と、朝早くから出かけています。
暑い中、愚痴一つこぼさず、大きなリュックを背負い、
ジャグ(大きな水筒)を持ち、出かけています。
彼の部屋は、夏休みに入った時から変わらず、机の上は一杯だし、
学校の宿題をやっている形跡もありません。
親の言うことを素直に聞く様子もありません。
それでも、愚痴をこぼさず、自分の好きなこと(今は、下働きと声出しが専門だとは思いますが・・・)に没頭できる姿に親としても頭が下がるほどです。
また、高1の娘は、ゆるい部活に所属しているために、
ほとんど家から出ることはなく、友達と外出するでもなく、
「こんな地味な高校生活でいいのか!?」と不安になります。
しかし、農作業をしている祖父母に気を遣い、エアコンも使わず、
たまには学校の宿題をこなしているようです。
また、時々、祖父母の手伝いもしているようです。
毎朝、祖母と昼食の打ち合わせをしている姿に、
大人として家族の一員として認められながら生活していることに成長を感じます。
皆さんのご家庭では、お子さん達はどんな夏休みを過ごしていますか?
普段通学している時とは違う枠組みの中で過ごしているので、
お子さんの新たな姿勢や行動の中に新しい発見があるはずです。
日頃とは違うお子さんの素敵な面を発見して、言葉で伝えましょう。
「あなたが、○○をがんばっているから、お母さん(お父さん)も 安心して頑張れるわ」
「あなたが、△△してくれるから、本当に助かるわ」などと・・・。
暑い夏ではありますが、家庭の中の各々の心が、更に熱くなりますように。
メールマガジン【子どものやる気を引き出す!親のアプローチ】より
作者:井上郁夫(心理カウンセラー・学習スタジオクロスロード講師)
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