2014年6月24日火曜日

☆「負荷」を与えて子どもを育てる☆ @仲町台の個別指導



子どもが自信を持って取り組むことができれば、
今以上に成長するだろうとイメージできます。


ですから、親や先生たちは、
子どもが自信を持てるように色々考え、アプローチをするわけです。




さあ、皆さんはどんなアプローチをしているでしょうか。

「自分に自信を持ちなさい」
「自信をもってやりなさい」

と子どもに声をかけているかもしれません。




しかしそこで、

子どもが自信を持つことをたまたま忘れていて
「ありがとう!自信を持つことを忘れていた。これから自信を持って行動します」

とは、なかなかならないのです。




自信とは、「自分の未来や能力を信じること」
と定義すると、先のアプローチが通用しないことがわかります。

未来や能力を信じるためには、それなりの根拠が必要なのです。




自分と同じような人ができているのだから自分にもできるはずだ
と感じるのもその一つです。

しかし、他人にはできても、自分には無理
というケースも考えられます。




そこでお勧めしたいのが、

過去に「自分には無理、できないと思ったことで、頑張ったらできた!」
と感じた経験を思い出してもらうのです。




「そうか。その時は無理と思っていたことでも自分の力で解決できた(達成できた)!
 そうか、自分は、頑張ればできるんだ!」

と自分の能力を信じ、自分の未来にも自信がついてくるのです。




ヤンキースのイチローは、小6の時の作文の中で、
「小3から毎年365日中360日野球の練習をしてきたから自信がある」
と書いています。


イチローがこの練習に耐えた力も見事ですが、

コーチや保護者がイチローを励ましながらも、
厳しい負荷をかける環境を用意していたことが想像できます。




将来に渡って、子どもに自信を持って取り組ませるためには、

その前に、「負荷をかける」環境を創っておくことが大切なのです。




子どもの心と体に「負荷」、かけていますか?





メールマガジン【子どものやる気を引き出す!親のアプローチ】より

作者:井上郁夫(心理カウンセラー・学習スタジオクロスロード講師)



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